ドイツのはなし

建築・アート・日々ドイツ生活

スイスドルナッハその2 ゲーテアヌム 周辺のシュタイナー建築のはなし

 

みなさまこんにちは。金曜日ですね一週間お疲れ様です。

今日は昨日に引き続きスイスドルナッハのシュタイナー建築についてのはなしです。

 

昨日はゲーテアヌム についてでしたが、

今日はゲーテアヌム の周辺にあるシュタイナー建築についてです。

 

 

 

ゲーテアヌム についてはこちらに記事を書いてますので、

まだご覧になっていない方はそちらもご覧ください。

 

sakurasaku304.hatenablog.com

 

 

 

 

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ドルナッハの第二ゲーテアヌム周辺にはシュタイナーの建築が点在しています。

今日はその中でゲーテアヌム に深く関係している建築とそのほかにもいくつか紹介したいと思います。

 

 

 

 

Glashaus グラスハウス

 

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Glashaus 1914 Hügelweg 59



グラスハウスです。

グラスハウスではゲーテアヌム のステンドグラスを作っているのだそうです。

 

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グラスハウス 入り口

 

グラスハウスは二つのドーム型の天井をもつ建物で、グラスハウスの入り口、外壁などは木でできています。色合いがすごく素敵です。

 

 

 

 

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このグラスハウスの魅力的だなと思った部分は、図面を見ていただいたらわかると思いますが二つのドーム型天井の間にある屋上テラスです。

建物入り口からは全くわからなかった屋上テラスですが向かいに建てられているゲーテアヌム のテラスからこの屋上テラスの存在に気づきます。すごく気持ち良さそうな空間です。

 

 

 

Haizhaus ハイツハウス

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Haizhaus 1914

 

続きましてハイツハウスです。ハイツハウスはゲーテアヌム からすぐ近くに位置していてかたちも植物のようなかたちをしていてとても強い印象を与えています。コンクリートを使っているとても造形的な作品だと思います。

 

このハイツハウスは地下のトンネルを通りゲーテアヌム に熱が送られているよう設計されています。ボイラー室みたいなものですね。ゲーテアヌム を暖かくするために建てられたそうです。よく見たら細長く伸びている部分が煙突なのだということがわかります。現在は電気系の用途でも使われているのだそうです。

 

 

 

そのほかにもたくさんのシュタイナー建築が見ることができます。

 

 

 

 

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Haus Duldeck 1915

現在は資料倉庫で研究所施設になっているそうですが、昔はゲーテアヌム のために協力した歯医者さんが住んでいたそうです。 

 

 

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ゲーテアヌム 周辺は本当に別世界のようにのどかな場所です。

今回あげた建築は ドルナッハにて建てられているほんの一部です。ほかにもたくさんの建築を見ることができます。シュタイナーに興味のある方、建築に興味がある方、参考になれば嬉しいです。

 

 

 

ゲーテアヌム から少し歩くとシュタイナー関係のゲストハウスを見つけました。

暖かい雰囲気で良さそうですね。

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 サイトを見つけたのでリンクを貼っておきます。このサイトから予約ができるみたいです。

値段表を参考までに

一人部屋の朝ごはん付きで70-120.- CHF/泊 

二人部屋朝ごはん付きで110-200.-CHF/泊

Gästehaus Friedwart

 

 

次回は是非泊まってみたいなと思っています。

 スイスは物価が高く個人的にはなかなか行きにくい国ではあるのですが、

建築、シュタイナーに興味があるみなさんはドルナッハだけで満足できるのではないでしょうか。

 

 

今回ゲーテアヌム の本屋さんでとてもいい本を買ったのでご紹介したいと思います。

ちょっとインターネットで商品が見つからなかったので写真で申し訳ないです。

  

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Architekturführer Goetheanumhügel -Die Dornacher Anthroposophen-Kolonie

というドルナッハに建てられているシュタイナー建築の建築の図面や説明などがまとめられている本です。ゲーテアヌム にある本屋さんで買うことができます。値段は忘れてしまいましたがだいたい12.- CHFくらいだったと思います。

 

 

あと学生時代に読んでいた本でシュタイナー建築やゲーテアヌム についてすごく詳しくまとめられている本があるのでご紹介したいと思います。

シュタイナー・建築―そして、建築が人間になる

シュタイナー・建築―そして、建築が人間になる

 

 

 この本は大判で容量もたっぷりあるので少し値段は高いと感じてしまうかもしれません。図書館などで探してみるのもいいかもしれませんね。内容は本当に詳しく書いていて、学生時代なんども読んだ記憶があります。

 

 

 今回は建築視点ですが、日本ではシュタイナーについての本がたくさん訳されているので興味のある方は読んでみてください。

 

 

今日はここまでです。

では良い週末を。

 

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最後まで読んでくださりありがとうございます。

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