暑い夏ドイツで飲めないアイスコーヒーのはなし
こんばんは。みなさんお久しぶりです。
ドイツはすこしずつ涼しくなってきています。
夏も終わりそうなので夏定番の怖い話でもしようかなと思い、
今日は私が体験したドイツの夏にぴったりの少し怖いお話をしたいと思います。
あれは私が4年前の夏にベルリンのドイツ人家族の家で一ヶ月間ホームステイしていた時の話です。
ホストファミリーのお父さんが食後に「アイスコーヒーを飲むかい?」と聞いてきました。コーヒー好きの私は暑い夏、食後に冷たいコーヒーなんて素晴らしいなと思って「お願いします。」と言い、そしてお父さんはにっこり笑いビールジョッキを用意しました。
ドイツのビールジョッキって日本のものよりひとまわりくらい大きいんですよね。
こんな感じの大きさのものです。
なぜビールジョッキ....
お父さんまだビール飲むのかな...と思っていたのですが、なぜか冷凍庫から大きなアイスクリームのボックスを二箱取り出しました。チョコとバニラです。
業務用のような大きさのアイスクリームボックスが家の冷蔵庫にあるのも驚きですが、もっと驚くべきことにそのアイスクリームをグワっとすくってビールジョッキに詰めはじめたのでした。
ビールジョッキにアイスクリームのバニラ味とチョコ味をパンパンに詰めた後そこにアイスコーヒーを流し込みます。その上にホイップクリームをたっぷり盛り付け、ウエハースのチョコサンドをさして出来上がり。
ドイツ人はなんという食べ物を食べるんだ。と少し笑いながら他人事のように見守っていましたが「Bitte schön(満面の笑み)」というお父さんの笑顔と一緒に私の目の前にそのアイスクリームがたっぷり詰め込まれ隙間にアイスコーヒーを流し込み、生クリームをたっぷりと盛り付けウエハースで飾られたあのビールジョッキが
ドンッ
っと置かれたのでした。
説明しましょう。
暑い夏、つめたーいアイスコーヒーを飲みたいと思う人は少なくないのではないでしょうか。
みなさんが思うアイスコーヒーといえば、濃いコーヒーに氷が入ってる冷たいコーヒーで、カフェで涼む時によく注文しちゃうと思うのですが、ドイツのアイスコーヒーは日本人が思うものと少し違います。
はい。上に述べているあのビールジョッキがそれです。
あれを食後に出された時は思考が停止しました。むしろ私が何か聞き間違ったのではないかと思うほど困惑したのを覚えています。
正確にいうとビールジョッキっていうのは甘党ホストファミリーのよくばりオリジナルメニューのスタイルなのかもしれませんが、お店などでアイスコーヒーを注文すると同じようなものが出てきます。
アイスが詰め込まれてるというのは少なくてだいたい3クーゲルくらいのバニラアイスに濃いコーヒー生クリームそしてトッピングです。冬に見かけることはごく稀で、暑い夏になるとメニューに追加されたりする夏限定のメニューなのかもしれないですね。
機会があればアイスクリーム屋さんやカフェ、レストランなどでアイスカフェーを注文してみてください。4ユーロ前後でアイスクリームの入ったコーヒーが飲めますよ。わたしは生クリームが少し苦手なので、よく生クリーム抜きで注文します。
ということで今日は夏のこわーいアイスコーヒーの話でした。
ではまた次回お楽しみに。
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