美味しく安い! ドイツの学食MENSA(メンザ)のはなし
学食といえば、学生のための安くて美味しいご飯を食べられる場所で、日本で学生だったころはよく朝ごはん、昼ごはん、夜ごはんまで食べに行っていたものです。そんな学食ですが、ドイツの大学にももちろんあります。
ドイツの学食は、MENSA(メンザ)といいます。
このMENSAですが、大学生、語学学生などの学生証を持っている学生はMENSAカードを発行することができて、学生割引が適用されます。大学生は学生証がMENSAカードになっていてお金がチャージできます。
一般の人でももちろん利用できますが、学生に比べて少し割高になっています。
今日は美味しいと人気のハイデルベルク大学の学生食堂【Zeughaus】を紹介します。ハイデルベルク大学はドイツで一番古い大学です。そしてこのMENSA【Zeughaus】はMarstall(馬屋)と呼ばれています。
このMENSAは1510年ごろ、選帝侯ルートヴィヒ5世のもとで建てられた旧造兵廠でした。それが今、学生食堂として学生たちに親しまれています。外観はとても古い建物ですが中は広々として新しくリノベーションされています。
食堂、カフェ、バーがあり、朝から夜まで利用できます。
食堂はビュッフェ形式で、重さで値段がきまります。サラダ、お肉、ソーセージ、白米など…毎日違うメニューのビュッフェが並びます。
レジで重さを計ってお金を払います。メンザカードの場合は事前にMENSAカードにお金をチャージして支払います。
この食堂ではお酒なども買うことができます。学生は昼間っからビール片手にご飯を食べてる学生も多く、日本との違いが伺えます。
夏は外でご飯を食べる学生で芝生は満員になります。
夜も外でビールやお酒で学生が集まって飲んでにぎやかな様子が見ることができて、サッカーなどの大きい試合がある場合は大きいモニター画面が設置され、毎日試合を観たりできます。
ドイツはベジタリアンやビーガンが多いので、それに対応したサラダビュッフェやビーガンメニューも品揃えが豊富です。
MENSAは経済的で美味しい毎日を過ごすことができる学生の強い味方です。
各学校にMENSAはあるので他にもたくさんのMENSAがドイツには存在します。
いろんなMENSA是非試してみたいです。
さくらでした。
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日本食が恋しくなったら シュトゥットガルトのアジアンショップのはなし
ドイツに来てから日本食が恋しくなったりすることがあると思います。そんな時ドイツでのスーパーでは売っていないものもアジアンショップでなら調達できる場合があります。そして今年、シュトゥットガルトに新しいアジアンショップができたので紹介したいと思います。
今年できた【東方超市】です。
すごく大きくて、中国をはじめ、韓国、ベトナム、日本、アジアから輸入した食品などが店頭に並びます。
日本のラーメンは特に品揃えが豊富です。
麺が美味しくてたまに食べたくなって買ってしまいます。
食器や炊飯器、蒸篭蒸しまで買うことができます。可愛い食器が多いです。
一度入ったらあれもこれもいっぱい買ってしまうので注意ですね。
シュトゥットガルトにはたくさんのアジアンショップがあるので他もオススメですが、ここは学生割びきもあるし、何より新しくて大きいので行ってみるべしです。
さくらでした
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懐かしのあの映画がハリウッドリメイク ミッドナイトサン タイヨウのうたのはなし
私がまだ中学生だった2006年に【タイヨウのうた】という日本映画が公開され、今回ハリウッドリメイク版【MIDNIGHT SUN ALLES FÜR DICH】が今月公開されたので今日観に行ってきました。
タイヨウのうたといえば…
2006年に日本で公開された【タイヨウのうた】はシンガーソングライターのYUIさんのデビュー作で話題を呼び、大ヒットとなった映画です。
作品では色素性乾皮症(XP)という病気が取り上げられています。この病気は紫外線に当たるとDNAを修復する機能がないために火傷のようになってしまい、太陽の光に当たってはいけない病気です。その病気を抱え、夜にしか活動できない少女、YUIさんの歌声がとても素敵だったのを覚えています。
ハリウッドリメイク版も少し設定が違うところもありますが、同じく音楽を愛する色素性乾皮症の少女が登場します。
MIDNIGHT SUN - ALLES FÜR DICH / Trailer 1 deutsch (HD)
色素性乾皮症(XP)を患っているケイティが夜に駅でギターを弾いていると、昼間いつも窓から眺めていたチャーリーと初めて会話を交わすことになり、そこから二人は親交を深めていきます。ケイティの歌声にも注目です。
ところで日本でもこの【MIDNIGHT SUN ALLES FÜR DICH】が【ミッドナイトサン タイヨウのうた】として公開予定なんだとか。2018年5月11日に日本公開予定です。
ドイツにいる方も、日本にいる方も、そのほかの国にいる方も
懐かしいあのタイヨウのうたのリメイクを観に行ってみてはいかがでしょうか。もう、涙がボロボロなりますので、ハンカチはお忘れなく。
さくらでした。
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学生のための上手な暮らし方 ドイツのルームシェアWGのはなし
ルームシェアは少し前に日本でも流行りましたが、ドイツではルームシェアのことをWG(Wohngemeinschaft)といって、学生を始めたくさんの人がこのような生活をしています。ルームシェアマンションやシェアハウスなどは様々ですが、部屋はそれぞれ個室を持ち、トイレやシャワー、キッチン、リビングなどを共有するというもので、だいたい2人から10人くらいのMitbewohner(同居人)と共に生活します。
もちろん他人と生活するということはメリット、デメリットありますが、生活費だけでなく特に学生にオススメの住み方だということは確かなので私が何回かWGで暮らした時の感想と部屋を一緒にご紹介したいと思います。
A.
1回目WGは4人(男2人女2人)でのWGでした。
旧市街の中心で観光地だったため家賃は530ユーロ。少し高めのWGです。
リビングは共有スペースこのスペースだけWi-Fiがちゃんと通っていたので自然にみんなここに集まっていました。自分の部屋でインターネットが使えなかったのですごく不便でしたが、よくみんなで話したり、ごはんを食べたり、サッカーの観戦をしたり、パーティーをする場所をして使用していました。
個人の部屋はだいたいこれくらいの大きさが通常です。家具は全部IKEAでした。このGWは全部屋の大きさが同じでした。
部屋の真ん中に浴槽がどかーんとありますが、ほぼ誰も使わず男子の洗濯物干しと化している場合がほとんどでした。シャワーはガラスで開放感あふれる浴槽です。みんなそれぞれ自分のシャンプーなどを置きっぱなしにしていますが、歯ブラシやタオルなどは個人の部屋に持ち帰っていました。
キッチンは共有です。洗剤も共有なのでそれぞれが出しあって買いました。冷蔵庫は段ごとに自分の段を決めて食材を入れていました。たまに牛乳がなくなったり、バターがなくなったり、紛失率は高めでしたが、それぞれ足りないものは人から借りたりして自由に使っていました。例えば卵1つかりて、後日買って返すなどです。
洗濯機も順番に使っていました。これがなかなか大変で、洗いたい時に誰かが使っていたりするので不便でした。
B.
二回目のWGは8人(男6人女2人)でした。
家賃は380ユーロの屋根裏の部屋です。
人数が多くて共有スペースを使うのが少し不便でした。
屋根裏だったのであまり光が当たりません。たぶん後から増築した部分だと思うのですが、柱や梁が見えてて面白いWGでした。
みんなで簡単なものばかり作って食べていました。ドイツの学生のご飯なんてこんなものです。あとパスタとか。一緒にご飯を食べることもありますが、大抵は一人一人それぞれキッチンを使うのでごはんの時間は混雑。
個室はすごく小さくて、寒かったです。学生は部屋にベットと机さえあればなんとかやっていけるものなので、特に不便だとは感じませんでした。
C.
シェアハウス WG(男1女1)
郊外のアパート家賃350ユーロ
共有スペースはご飯を食べたり、勉強をしたり、インターネットを使ったりしていました。基本的に個人のものは共有スペースに置かないようにしていました。
収納がたくさんあったのですがどんなに荷物はないのでほぼ使わず。勉強も基本的にリビングでしていたので個人の部屋は寝るくらいでした。
調味料などは相談して共有して使っていました。冷蔵庫は段ごとで分けていて、飲み物などは共有していました。ゴミ出しなども特にルールを決めず、気付いたら捨てる。とにかく綺麗に保つがルールでした。
WGは一緒に住む人が少なからず関わってくるので、どういう風に付き合っていくかが大切です。爆音で音楽を1日中かけている同居人や、部屋を散らかす同居人、冷蔵庫のものをいつも腐らす、掃除をしない、夜中に大声で長電話、共有スペースで勝手にパーティーを開くなど、プライベート空間が少ないために一緒に暮らすと気になる面がすごく多くなってくると思います。他人と一緒に住むということはそれなりに大変ですが、そこを話し合ってより良い生活にしていくことも大事ではないかと思います。ルールを決めてみたり、当番を決めたりすることで生活しやすくなるはずです。
メリットもたくさんあります。家賃が安い、いろんな人にコミュニケーションをとる機会が増えるので語学の上達が早い、質問などすぐ聞ける、などなど毎日充実した生活をすることができます。
ドイツのWGは学生にとってとてもいい経験をすることができるのではないでしょうか。
さくらでした。
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現地の暮らしを体験する新しい旅行スタイル 話題のairbnbのはなし
旅行プランを組む場合、宿泊先をどうやって選択するかはやはり重要なポイントです。美味しい朝ごはんのホテルにしようか、有名なホテルでプールやスパ付きのものにしようか、ホテル代は節約して格安のビジネスホテルしようかなど迷うのではないでしょうか。そこで今回は話題の【airbnb】についてご紹介します。
【airbnb】とは、今人気のシェアリングエコノミーサービスで、空き家や空き部屋などの部屋を貸したい人と部屋を借りたい人のマッチングサイトです。
部屋がある人、それでもって貸したい人が、airbnbのサイトに部屋を掲載し、それを借りたい人が検索し、借りることができる。
ようは民宿仲介サービスです。このアプリは携帯などで簡単にダウンロードできるし、もちろんパソコンでも利用できます。非常にシンプルなサービスなので、これをうまく取り入れることでより旅行の幅が広がると思います。
私は実際に、何度かこのサービスを利用して、最初は不安でしたがとても良かったのでその感想をまとめてみました。
airbnb⇩
1.比較的に格安で宿泊することができる
旅行する場合、ホテルってやはりお金が高く設定されている場合が多いです。いいホテルに泊まりたい!という場合とは反対に、できれば安いホテルで観光にお金を使いたい!でも観光地となると中心地のホテルはほぼ全部高い。
そんな場合にairbnbだとホテルに比べて非常に安く部屋を借りることができる場合が多いです。駅近の観光地にアクセスしやすい場所であってもホテルに比べてだいぶ安いと感じました。
2.キッチンや洗濯機、バスルームが自由に使える
自分で自炊したいなと思う時、食器や調理器具などが揃っている場合、スーパーで買い物をして宿泊先で自炊するのもいいですね。そんな時も便利です。
特にスイスでは、物価が高かったのでその時はとても助かりました。
スーパーで簡単に材料を買い、スイスの名物チーズフォンデュを宿泊先のキッチンで作って食べました。
3.広い部屋が借りられる
複数のグループが同じ部屋に止まる場合キッチンやリビング、浴室や庭やテラスが共同になる場合があります。知らない人たちと共同って嫌だなと思う場合もあるかもしれませんが、知り合いになれたり、大きいキッチンやテラスが使えたりします
テラスで朝ごはんをゆっくり食べられたり、なかなかホテルでは味わえない生活感が楽しめます。
4.インテリアの参考にしたい
おしゃれな部屋が沢山あります。値段は少し上がりますがプールがあったりお城になっていたり、豪邸に泊まれる場合もあります。
5.現地の生活スタイルが体験できる
何より現地の生活がより身近に感じられます。その都市、国の生活を宿泊先で体験できるのはとても魅力的です。
知らない人と一緒に泊まったりするのが不安だなと感じる人や、人の家に泊まることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、予約する際に、レビューや他の人の評価などを見ることができます。ホストさんは親切な人が多く、地域の情報を教えてくれたりします。おすすめのレストランや観光地などを教えてもらいました。
旅行だけでなく試験会場や仕事などにもちょっとした時に利用できるのでairbnbこれからもっと活用していくとおもう便利なアプリです。使ってみてください。
日本ではまだあまり知られていないかもしれませんがドイツでは本当によく使われています。日本に住んでいて、空き部屋がある方などは国内外からの観光客などに向けてホストになってみるのもいいかもしれません。
さくらでした。
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日常の必需品 ドイツの携帯電話のはなし
長期のドイツ滞在に限らず、旅行や短期留学でも日常の必需品となってくるのが携帯電話です。連絡を取り合ったりするのはもちろん、道順を調べたい時やちょっと調べ物をしたい時などにスマートフォンは重要な役割を果たしてくれます。今日はドイツ滞在中にどういう携帯電話の利用の仕方があるのかを紹介したいと思います。
/// 日本で使っていた携帯電話を持って行って使用する ///
日本の携帯会社といえば、Docomo、Softbank、auなどがありますが、出発前に海外利用サービスというものがあります。自分の携帯の携帯会社に事前に申し込んでおかなければいけませんが、ドイツについた後にすぐ携帯電話を使用することができます。短期留学などの場合はこれが一番便利ではないでしょうか。
/// Wifiを利用する・Wifiをレンタルする ///
これも短期の滞在におすすめです。
この時の注意点としては日本で使っていた携帯電は海外で電波を拾い続けるとものすごく携帯料金が高くなるため、機内モードおよびモバイルデータ通信オフにして電波をキャッチできないようにする必要があります。
Wifiを利用する場合常にWifiスポットを探す必要があります。カフェやレストラン、空港などたくさんの場所でフリーWifiスポットがありますが、利用するたびにスポットを探すのは少し面倒です。その場合はWifiレンタルをおすすめします。
私も短期留学の際に【GLOBAL Wifi】というレンタルWifiを利用していました。空港で出発前に受け取り、帰ってきた時に空港で返却します。Wifiルーターを持ってることですぐにインターネットが使える環境になるので安心だし、便利です。
/// 携帯電話をレンタルする ///
海外携帯電話をレンタルすることで日本で事前に準備ができるし、トラブル発生時には日本語対応でサポートしてもらえる場合が多いので安心です。現地の携帯電話より高いですが、短期には便利です。携帯電話の事前受け取りと返却が必要になります。
/// SIMフリーの携帯電話でプリペイドSIMをドイツで購入し使用する ///
日本の携帯会社の携帯電話スマートフォンには2015年5月以前購入時のものに対してSIMロックがかかっている場合があります。その場合はSIMロックをはずすか、SIMフリーの携帯電話を購入することが条件となります。今、現在私が使っている携帯電話はこの使い方になります。
ドイツで主な電話会社はTelekom、O2、Vordafone...などがあります。
これらの携帯会社でプリペイドSIMを購入することが可能です。
チャージが可能ですので自分の使う分だけの料金で使用することができます。
例えばVodafoneの場合、プリペイドのSIMが欲しいですといえばパックに入ったSIMが購入できます。↓
よく携帯を利用するという方は少し料金が高いと感じるかもしれません。実際私は携帯電話を本当によく使う方だったので、できるだけ安いプリペイドSIMカードを探していました。プリペイドSIMはドラッグストアやスーパーでも購入可能ですが、これはあまり知られていないかもしれませんが私はインターネットで見つけたWIN SIMというSIMカードに変えました。
月額が決まっているSIMカードなのでプリペイドとはまた少し違って契約するのに少し近いのかもしれませんが、携帯料金は定額なのでよく使う方はどこのSIMを使うかは少し検討することをおすすめします。格安でLTEの利用が可能です。
/// 携帯電話を契約する ///
これは長期でしかも2年以上の場合におすすめします。なぜなら携帯電話をドイツで契約する場合、日本と同じように契約期間が定められる場合がほとんどで、それも2年以上になる可能性があります。長期滞在の場合は安くて、高い値段の機種の分割払いも可能になってくるので契約した方がお得です。しかし、大抵の留学生はプリペイドSIMを使っている人がほとんどです。それに使用頻度によってはプリペイドの方が安く済む場合があるので契約する際は十分検討してからをおすすめします。
/// 留学中の日本の携帯電話は解約? ///
じゃあ、日本で使っていた携帯電話はどうすればいいのでしょうか。解約した方がいいのでしょうか。私は長期で帰国の予定がないので解約したのですが、日本に帰る予定があり、解約したくない場合で電話料金を毎月払うのは嫌だという方には電話番号お預かりサービスがあります。電話番号やメールアドレスを一時的に預かってもらうサービスで、通常より月額が安くなり、帰ってきてからまた自分の電話番号やメールアドレスを続けて利用することができます。
短期の留学も長期の留学も旅行でも携帯電話は必需品ですので、しっかり考えたいですよね。様子を見ながらほぼすべての方法を試してみました。滞在期間や滞在状況についておすすめする方法が違うので今回は自分が実際使って感じたことをまとめてみました。参考になればいいなと思います。
さくらでした。
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現代建築とデザインの世界 ドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアムのはなし
今回は建築好き、デザイン好きの人にはたまらない観光地をご紹介します。
ドイツのヴァイル・アム・ラインにスイスに本社があるデザイン家具会社ヴィトラ社の博物館、ヴィトラ・デザイン・ミュージアム(Vitra Design Museum)があります。この博物館、家具工場、インテリアショップ、ミュージアム、アトリエ、カフェなどがまとまって膨大な敷地に建っています。4000点以上のヴィトラ所蔵品の展示に、有名建築家の建築物が点在しており、世界で最も重要な博物館だと言われています。
このヴィトラ・デザイン・ミュージアムの敷地内をヴィトキャンパスといい、入り口を進むとすぐ有名建築家フランク・ゲーリーの複雑な形をした建築物が見えます。この日ちょうどこの建築内は展覧会に向けて設営中で残念ながら入れませんでした。
白い壁が複雑に曲がったりうねったりしていて、すごく印象的な建築です。
日本の建築家、安藤忠雄設計の建築物もありました。
安藤忠雄さんの建築作品はコンクリート打ちっ放しの時にできるセパ穴が限りなく均等になるように設計されているのが特徴ですがそれがよくわかります。美しいです。遠目からは1階建てなのかと思いきや近くに寄ってみると地下に深く空間が広がります。
広い敷地内にはそこら中にデザインされた作品が散らばっています。こどもたちがカラフルな椅子で遊んだり、それを見守る大人たちが椅子に座りコーヒーを飲む。庭もとても素敵でした。
ここからカフェ、ショップ併設のショールームへ向かいます。ショップは建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンによる設計でこの建築物は日本にいる頃から建築雑誌などでよく見かけていました。
ショールームは無料で見学できます。ここは本当に見ごたえありです。
まず建築内部から外の景色が本当に素敵です。階ごとにいろんな方向に向けて開口部があるのでそれぞれで違う景色を楽しむことができます。
販売もしているので自分で色などをカスタマイズすることができるみたいです。デザイナーさんと相談している人がたくさんいました。
このショールーム本当に素敵な家具がたくさんあって何時間でもいられます。
映画のセットみたいにそれぞれテーマがある空間が一つの大きな空間の中で区切られて配置されているのでいろんなテーマに入り込んでデザインを楽しむことができます。写真を撮るのも楽しかったです。このショールーム全部まわるのが意外と時間がかかってしまいます。
疲れたらカフェもあって軽食やケーキ、コーヒーなどで休憩できます。
量の少ないこどもランチメニューとおすすめワインを注文。天気のいい日に外でご飯を食べるって本当に気持ちいいですよね。
しかしこの直後豪雨になり、室内に避難することに…
建築もデザインもたっぷり楽しめるヴィトラデザインミュージアムですが、1日いても足りないくらいです。半日しか滞在できなかったために他の建築物や工場が見学できるツアーにも参加できず、残念だった。念密にプランを練ったのち、もう一度行きたい場所ナンバーワンです。
建築ツアーでは他にも有名建築家、ザハ・ハディドの消防署、バックミンスター・フラーのドームテント、安藤忠雄のセミナーハウスに入ることができ、説明もしてもらえます。アルヴァロ・シーザの工場施設やジャン・プルーヴェのガソリンスタンドも解説付きで見学できます。こんなにたくさんの有名建築家の建築物を一度に見学できる場所は他にないのではないでしょうか。
ヴィトラ・デザイン・ミュージアムはドイツに位置していますが、ドイツ国内からのアクセスが本当に難しく、スイスからのアクセスがより便利です。デザインや建築に興味がある人はもちろん、そうでない人もすごく楽しめるヴィトラ・デザイン・ミュージアムおすすめします。
さくらでした。
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